google あたりで「LOOX Linux」とかで検索すると必要な情報がほぼ全部入手できるのですが、 それ以外の辺りを含めて適当に書いてみます。
以下、メーリングリストにて収集した情報を元に、自分で LOOX S を使ってみて分かったことなどを追加して表にしてみました。 「必須」とか「かなり重要」とかは、個人的重要度 :-) です。
| 機種名 | SONY VAIO PCG- C1V{S|R} |
富士通 FMV-BIBLO LOOX S5/53{|W} |
東芝 Libretto L1/060TN {MM|CM} |
|---|---|---|---|
| === 必須 === | |||
| XFree86 が動作する (4.0.x でも可) | ○ | ○ | ○ |
| PCカードスロットが動作する | ○ | ○ | ○ |
| USB I/F が動作する | ○ | ○ | ○ |
| === かなり重要 === | |||
| ハイバネーション(Save to Disk)できる | × | ○ | × |
| メモリサスペンドできる | *1 | *5 | × |
| shutdown -h now で電源が落ちる | ○ | ○ | ○ |
| CF/スマートメディア/メモリースティックのスロットがある場合、それも使える | ○ | - | ○ |
| 音源は 16bit 44.1kHz かそれ以上で PCM が再生できる | ○ | ○ | *6 |
| Linux 用の LongRun が動作する | ○ | ○ | ○ |
| フタを閉めてもサスペンドなどしないようにできる。ただし液晶は消す。 | *2 | ○ | *4 |
| === それなりに必要 === | |||
| プレインストールの Windows とデュアルブートできる | ○ | ○ | ○ |
| 外部ディスプレイとの切り替えができる | *3 | - | × |
| === できた方がいいな === | |||
| 内蔵モデムが使える | × | × | × |
| IEEE1394 が使える | ○ | - | ? |
| 外部ディスプレイとの同時出力ができる | × | - | × |
今回使った道具
% fdisk -l ディスク /dev/hda: ヘッド 255, セクタ 63, シリンダ 1222 ユニット = シリンダ数 of 16065 * 512 バイト デバイス ブート 始点 終点 ブロック ID システム /dev/hda1 1 130 1044193+ b Win95 FAT32 /dev/hda2 * 131 131 8032+ 83 Linux /dev/hda3 132 149 144585 a0 IBM Thinkpad ハイバネーション /dev/hda4 150 1222 8618872+ f Win95 拡張領域 (LBA) /dev/hda5 150 166 136521 82 Linux スワップ /dev/hda6 167 349 1469916 83 Linux /dev/hda7 350 1222 7012341 83 Linux
#! /bin/sh pwd=`/bin/pwd` echo $pwd basename=`basename $pwd` echo $basename version=`echo $basename | sed -e 's/^linux-//' -e 's/-/./g'` echo $version make-kpkg --revision custom.$version kernel-image kernel-headers kernel-doc modules_image #make-kpkg --revision custom.$version kernel-image #make-kpkg --revision custom.$version modules_image起動直後の dmesg の出力です。若干変な所もありますが‥‥
Phoenix が各メーカーに OEM で提供している pfdisk.exe というツールを使うとハイバネーション領域を作成できるのですが、LOOX S では標準塔載の WindowsMe では ACPI を使ってハイバネーションすることになっているせいか、pfdisk.exe が付いてきません。 サーチエンジンで適当に検索すると、他社がサポート用として配布している pfdisk.exe が見付かったりしますし、実際 LOOX S でも動作自体はするようですが、使用許諾的にはとってもよろしくないと思われます。(笑)
しかし世の中便利なもので(ぉぃ)、ちゃんとこのハイバネーション領域を作成する lphdiskなるツールが存在します。 これを使った手順を紹介したページへのリンクを挙げておきますので、詳しくはそちらを参照してください。 こちらでのパーティション構成は、上記のインストール手順の所に挙げた通りです。
補足:(2001/10/02)
apm -s を使うと、ハイバネーション準備に入った段階でフリーズしてしまい、電源を切るしかない状態になることがしばしばあったので、今は電源スイッチををポチッと押してハイバネーションさせるようにしています。
XFree86 4.0.1 あたりからでは、root で X -configure とすると XF86Config の雛型が作成されます。 これを /usr/X11R6/lib/X11 の下にコピーしただけではさすがに動作しなかったので、My Walking Linux HomePage の動作報告を参考にして 1024x512 ドットの Mode を追加し、マウスを PS/2 に決め打ちした所、あっさり動作しました。 今現在使用している XF86Config は、これです。
今は 24bpp で利用していますが、別段遅いということもありません。 xamin や plaympeg による動画の再生なんかもサクサク動きます。:-)
補足:(2001/10/02)
woody の XFree86 が 4.1.0 になっちゃいましたが、問題なく利用できてます。
# longrun -p LongRun: 有効 LongRun 発熱低減拡張 (LTX): 非活性 現在のパフォーマンス ウインド: 0 から 100 現在のパフォーマンスレベル: 100 LongRun フラグ: パフォーマンスパフォーマンスレベルを変更したい時に一々 longrun コマンドを実行してもいいのですが、やはり状況に応じて自動的に切り替えたい所です。 状況というのは、やはり第一には「ACアダプタを抜き差しした時」でしょう。 ちょっと調べた所、apmd が状況の変化に応じてスクリプトを実行してくれることが分かったので、これを利用します。
apmd はマシンの状態の変化を関知する度に /etc/apm/event.d 以下にあるスクリプトを実行してくれます。 なので、このスクリプトを /etc/apm/event.d/longrun に置いて chmod +x しておけば、
ALi のサイトから FAQ を辿っていくと、 OSS のドライバが用意されています。 これは最新の ac パッチでも取り入れられています。 ソース的には Trident ドライバへのサポート追加という形で実装されています。 このドライバでも鳴るんですが、現時点の最新版 0.14.7 (または 0.14.7a) では ali: AC97 CODEC read timed out. というカーネルメッセージが大量に出力されます。 また PCM を再生しながら aumix などのミキサーソフトを起動すると音がブツ切れになります。
これは ALSA を使うとほとんど解消されます。 ALSA driver 0.5.11 で ALi M5451 がサポートされましたが、これを使うと「ビープ音すらまったく鳴らなくなる」という状態になりました。 電源を一旦切る(ハイバネーションでも可)と再挑戦(笑)できます。 よって 0.9.0beta5 を使ってみたところ、ちゃんと音が鳴って、OSS の Trident ドライバのような不具合もありません。
補足:(2001/10/02)
CardBus の関係で usbmgr から murasaki に変更しましたが、特に問題なく利用できています。
なお一つ問題があって、ハイバネーションから復帰すると USB が利用できない状態になるようなので、LongRun の時と同様に apmd 用のスクリプトを用意して、ハイバネーションから復帰した際にモジュール usb-ohch を一旦アンロードし再ロードするようにしています。
ノートPC によっては、Linux にするとこの Fn キーによる制御がうまくいかなくなったりするものもあるようですが、LOOX S では上記の制御はすべて問題なく動作します。
[ハードウェア] 富士通 FMV-BIBLO LOOX S5/53W GREEN HOUSE GH-ELP100LC [ソフトウェア] Debian GNU/Linux 2.3 (woody) kernel 2.4.9-ac5 pcmcia-cs 3.1.29 [手順] (1) apt-get install murasaki で murasaki 0.4.0 をインストール。こ れで usbmgr が削除され murasaki に置き換えられる。インクジェットプ リンタの HP DeskJet 880C を USB 経由で接続し Linux に認識されるこ とと、/dev/usblp0 から印刷できることを確認。 (2) HotPlug、8139too、および kernel 2.4 組み込みの pcmcia-cs を使 うようにカーネルの設定を変更。ついでにその他の PCMCIA デバイスや PCI のデバイス(ネットワークとか SCSI とか)のモジュールも作成するよ うに変更。カーネルを再構築しパッケージを作成。 make-kpkg --revision custom.2.4.9-ac5 kernel-image (3) 今まで使ってた pcmcia-cs のモジュールパッケージを削除し(そうし ないとカーネルパッケージの方の pcmcia-cs とバッティングする)、カー ネルパッケージをインストール。再起動。 (4) pcmcia-cs のクライアント等を再構築し、インストール。 cd /PATH/TO/PCMCIA-CS su dpkg-buildpackage -us -uc (5) /etc/default/pcmcia の PCIC="i82365" を PCIC="yenta_socket" に 変更。 (6) /etc/init.d/pcmcia stop ; /etc/init.d/pcmcia stop で cardmgr を再起動。 (7) /etc/network/interfaces に、例えば次のように記述 iface eth0 inet static address 192.168.0.1 (←自分のIPアドレス) netmask 255.255.255.0 gateway 192.168.0.254